大型ブレーカ掘削(Ⅰ)は歩掛としては機械運転単価の割増しが注意点になります。1供用日当り損料の割増しが必要になります。
また積算基準では損料割増しを行うようになっていますが、割増しを考慮しないと言われてしまえばそれまでの話ですのでこの点にも注意が必要です。
では歩掛を見てみましょう。
1日当たり施工量
大型ブレーカ掘削歩掛(Ⅰ)
機械運転単価表
[機-20]単価表
となっています。[機-20]単価表に機械損料が2つ記載されているのは、大型ブレーカの損料と大型ブレーカを取り付けるバックホウの損料です。
これを井解-SeiKai-にて入力すると以下のようになります。
バックホウの補正Aが1.25になっているのは岩石を扱うための割増しです。この割増率の設定は機械損料補正の補正Aに1.25を入力するとあとは自動で計算します。
なお補正を考慮しない場合は機械損料補正の補正Aに1.00を入力します。
これによりそれぞれの単価が変化しています。
あとは1日施工量に基づいて歩掛を組み立てます。
大型ブレーカを追加し、1日施工量を入力し数量を算出させます。
最後に諸雑費率を入力します。
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