「人力土工」「機-18単価表」が計算できるようになったら「機-1単価表」を計算します。
ここからが積算の難しいところです。「機-18単価表」は難しいといっても、それでもまだ簡単なほうです。その理由は指定事項の記載です。指定事項は積算を行うにあたって必要となる「労務」「燃料」「損料」のことです。これさえ記載してくれていれば後は国土交通省土木工事積算基準、建設機械等損料表などの数字を当てはめるだけです。
しかし「機-1単価表」には指定事項の記載が有りません。つまり積算に必要な数量を求める必要があるのです。数量の計算方法は運転1時間当たり単価表に一応記載していますが、それにしても煩雑な上、数が多いためミスの原因になりかねません。
私が積算を始めたころ知り合いの業者から「人力ぐらいなら合うが、機械を使うやつは何ぼやっても合わん」」とよく聞かされたものです。
ですが、この数量計算は積算の基本ですので算出できるようになっておく必要があります。
ただ井解-SeiKai-ではめんどくさい事はやりたくないので条件だけ指定すれば計算できるようになっています。
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