積算解説

土木積算システムの井解
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積算解説の目次と記事一覧


   積算準備


   積算を始めるにあたって


   機械運転単価

     機械運転単価について

     建設機械等損料表の構成

     運転1時間当たり損料の計算

     運転1日当たり損料の計算

     供用1日当たり損料の計算

     運転1時間当たり損料換算値の計算

     運転1日当たり損料換算値の計算

     運転1供用日当たり損料換算値の計算

     燃料消費量の計算

     ここまでのまとめ

     豪雪地域補正

     岩石土木作業補正

     運転1時間当たり単価表

[共通]-[土工]-[埋戻し工]-[ブルドーザ運転・排出ガス対策型普通15t級]を例に説明します。

この[ブルドーザ運転・排出ガス対策型普通15t級]には指定事項がありません。全ての数量を標準つまり建設機械等損料表から導き出すことになります。

単価表は[機-1]となっていることから以下の表を使用します。
単価表は歩掛を記載している資料であれば記載されているはずですので探してください。
ブルドーザー運転1時間

問題となるのは[運転手(特殊)][燃料費]の数量および[燃料費]の種類です。
建設機械等損料表は以下のようになっています。
ブルドーザ15t損料左

ブルドーザ15t損料右

先ず簡単な燃料費ですが、建設機械は通常軽油を使用する場合が多いので、(17)燃料消費量のところに記載が無ければ[軽油]となります。ガソリンの場合は[G]、電力の場合は[E]と表記されています。

今回は表記が無いので[軽油]を使用しています。数量は(17)燃料消費量に記載が有るとおり18リットルです。

さてこの次に[運転手(特殊)]の数量を求めます。式は以下のように定められています。
数量式

値を式に当てはめると0.2人になります。

以上が計算式なのですが、いちいち資料を探して計算していると時間がいくら有っても足りません。そこで井解-SeiKai-では上記の式を自動で計算します。

ブルドーザ運転1時間

空白の機械運転単価において、まず機種を選択し時間単位を[時間]に設定します。
すると右側の機械運転単価の選択が時間単位に応じて選択可能になります。
今回の場合は機-1[時間]を選択します。その後[新規登録]をクリックします。

すると、[運転手(特殊)][燃料費]が自動登録されます。ただし、自動登録されるのはあくまでも標準値です。歩掛に指定事項があれば修正してください。

ブルドーザ運転1時間 表

上記の表を合計すると12,232円となります。

     運転1日当たり単価表

     ダンプトラックの運転単価

     機械運転単価のまとめ

     削除された機械損料の算出


   共通・土工・機械土工(土砂、岩石工)


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