人力土工が計算できるようになったら機械運転単価を計算してみます。
機械運転単価のパターンは全部で32種類あります。
この中で頻繁に使用し、また比較的簡単な単価は「機-18」ではないでしょうか。
「機-18」は土木工事積算基準では機械土工の項で出てきます。この項を確認してもらえばわかりますが、「機-18」を使用している運転単価には指定事項が記載されています。この指定事項をそのまま「機-18単価表」に記載して、労務費、機械損料、燃料費を当てはめれば単価を算出できます。
ただ、注意すべきは機械損料、燃料費の2つです。
機械損料は資料としてかなり難しい上に、排出ガス対策型の基準が変わると損料が変わってしまいます。「建設機械等損料」でGoogle検索を行うと建設機械等損料算定表での損料がわからないという記事が見つかることからも誰が計算しても難しいのでしょう。
燃料費は同じ燃料でもローリー、ドラム、スタンドといくつにも分かれており、どの金額を使用するかが悩ましいところです。
とりあえず指定事項を記載してある単価を計算できなければ次のステップには進めません。
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