毎年購入すべき資料は積算システム購入の有無に拘わらず購入することをお勧めします。
積算を始めると気づくと思いますが、施工条件によって歩掛が変化します。頻繁に目にする変化は補正、雑費の変化ですが、補助労務が無くなったり、岩盤に対応した機械を使用したりと様々です。
積算システムの中にはこうした変化に対応してメニューなども変化するかもしれませんが、最終的には国土交通省土木工事積算基準を参照することになります。
国土交通省土木工事積算基準を丸々一冊取り込んだ積算システムも存在しますが、結局購入しているのです。
購入時期は年度初めの春もしくは実際に工事が頻繁に行われる夏以降の何れかになるでしょう。
ただし、建設物価または積算資料は6月号以降を購入すべきです。理由は労務費の改定です。このことについては建設物価または積算資料の記事にて説明します。
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