施工量が改定された場合は厄介です。修正作業に要する作業量が半端な量では有りません。
平成20年度ころに矢板工の歩掛が改定されました。これを例に説明します。
上が改定前、下が改定後です。表の規模そのものが変わってしまっています。しかも表の数字1つが歩掛1つに相当します。ちなみに括弧書きは施工条件が異なることをあらわしており、この表1つで124個の歩掛が改定されたことになります。このような表がこの年は24個有りました。
この歩掛の修正作業は次のようになります。まず該当の歩掛を検索します。
そして、各行に対して施工量を修正します。
この作業を全ての行に対して行います。
ですが、歩掛の数が数千件にのぼり、補正などを考慮するとさらに数が増えます。