建設機械等損料の更新が無い場合、人件費と燃料費の更新で全体の90%以上の単価の更新が完了してしまいます。(材料は工事の内容により異なるので年度更新としては行わず、その都度調べた方が楽です)
なぜなら、歩掛とは「人件費」「材料費」などのただの足し算だからです。
ところが積算基準には何やら難しく書かれています。1日施工量がどうの、普通作業員が何人だのと。これは特定の作業の統計を取ってみて、おおむねこれくらいの作業量になると表しただけです。
ところが、こうした作業のあり方は去年も今年も来年も大して変わらないのが実情です。
つまり、去年も今年も来年も歩掛なんてほとんど同じです。だから人件費と燃料費の更新で全体の90%以上の単価更新が出来てしまいます。